人との距離を上手に保つ。
誰でも、そうありたいと思う所です。
でも、実際にやってみると、人によって距離が違う。
状況によって、立場によって。
距離は変わってしまいます。
その距離をいかに上手に保つかが、人間関係をうまくいかせるコツになります。
間合いとは
間合いとは相手との距離感です。
これは、物理的距離と心の距離の2つの距離があります。
剣道や空手など勝敗を決める競技では、間合いを制するものが勝敗を制すると言われるくらい、間合いは大切なものになります。
人間関係でも、この間合いは大切です。
間合いは近ければよい、というものでもなく、あまり近くになりすぎると親密になりすぎて、身動きが取れなくなることもあります。
家族との距離、ビジネスでの距離。
相手や関係性によって距離感は異なります。
相手にとって心地よい間合いはどの程度なのか?
相手重視になると、相手の間合いを考えてしまうかもしれません。
でも、それではいつまでたっても相手のペースのままです。
大切なのは、自分の間合いを見つけること。
自分はどんな間合いであれば心地よいのか。
どんな間合いで強みを発揮できるのかを知ることです。
間合いの取り方
格闘技などの間合いは、相手にとって遠く感じられながら、自分は近くに位置を取ることが勝ちに繋がります。
でもビジネスでは、相手にとって近くに感じられながら、自分は一定の距離を保つことが有利に働きます。
以前、事務所で引継ぎを行った際、後日お客様から連絡がありました。
「事務所大変みたいね。色々聞いたよ」
このお客様は聞き上手な方です。
初対面でも、ぐいぐい話に引き込まれます。
後任の担当者は距離を近づけるため、相手の質問に何でも答えたのでしょう。
言ってはいけない、事務所の内情まで。
こういう場合、距離が近づいたようで、実は近づいていません。
相手の間合いに呑まれているのです。
自分の間合いに相手を引き込むには、まず経験が必要です。
そしてもう一つ必要なのが、”気”です。
気が強い、気が弱いなどと言いますが、気の大きさで関係性は大きく変わります。
気力を高めるには
1 深い呼吸を行う
無意識に呼吸をとめたり、浅い呼吸をしていないかチェックしましょう
2 筋力を高める
筋肉量と気力やヤル気は密接に関係します、適度に運動しましょう
3 自然の多い場所に行く
自家発電が難しい場合、自然からエネルギーをもらいましょう
あと大切なのは、明るいこと。
このお客様も底抜けに明るいのです。
相手のペースにのってしまうと、こちらの力は発揮できません。
日ごろの経験と努力がものをいうのです。
まとめ
私は「やってしまった」「穴があれば入りたい」
そんなことが、しょっちゅうあります。
でも、引きずっていても、仕方のないことです。
うまくいくこともあれば、失敗することもあります。
失敗したことを考えるより、うまくいったときの型を覚えることです。
誰でも成功する型を持っています。
自分はこういう状況になったら強い。
こんな考え方をしているとうまくいく。
用意周到に準備してうまくいった日よりも、
なんとなくうまくいった日のパターンを意識してみてください。
たぶん、それがあなたの必勝パターンです。
⇒ライツ税理士事務所のHP
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