私は「書くこと」が好きです。
仕事を辞めて暇な間は、般若心経を写経したりしていました。
ただ、仕事となるとついついパソコンに頼りがちです。
でもこれだけパソコンが普及しても、「書くこと」がなくならないのは、「書くこと」にそれだけ意味があるからです。
「書くこと」と脳の関係
よく自己啓発などでも、「紙に書き出しましょう」という文言がありますね。
紙に書かなくても、頭で考えても、パソコンで入力しても自分の思いをまとめる意味では同じように思えます。
でも、頭で考えるだけの場合、まとまっているように見えるだけで、実はまとまっていないことがよくあります。
パソコンで入力するのは、打ち出すことによって考えは整理されるのですが、書くこと、より意味が薄くなってしまいます。
この違いは、「書くこと」による脳に与える影響にあります。
考えることで、右脳を
書くことで、左脳を
手を動かすことで、触覚を
見ることで視覚を
使います。
タイピングは、指先を使いますが、「書く」という行為よりは、はるかに使う部分が少ないため、効果が薄くなるのです。
経験・記憶を定着させるには、「書くこと」が大切だと言われますが、実際にノートに書く勉強法や今日やることを書き出して仕事に取り掛かることなどは、「書くこと」で捗り、効率が良くなることが証明されています。
また、目標設定を「書くこと」で実際に行っている人は、「書かない」人に対して圧倒的に少ないにも関わらず、「書かない」人達を全員合わせた年収を「書く」人達が稼いでいるというデータもあります。
「書くこと」で気持ちを伝える
仕事をしていると、送付書を使うことがあると思いますが、パソコン打ちで処理されていませんか?
本当に事務的なものであれば、パソコンで処理されても問題ないと思います。
でも、少し面倒でも手書きで書かれることをお勧めします。
理由は3つです。
・その人となりを伝えることができるから
・相手に読む気になってもらえるから
・相手を大切にしていることが伝えらえるから
文字は、その人を表します。
おおらかな人は大きな文字、神経質な人や気の小さい人は小さな文字
精力的な人は力強い文字、女性的な人は筆圧が弱い文字
字体・行間・文字間などから、その人が表現されます。
ほとんどが、パソコンで事務的に処理されるなかで、手書きの文字を見つけると、ちょっと読む気になりますよね。
また、それだけ時間を割いているわけですから、その思いは相手にも伝わります。
上記の理由から、履歴書も手書きをお勧めします。
最近は、ほとんどパソコンで出力されたものですが、正直読んでも伝わりません。
どんな性格、人柄かさっぱりわからないのです。
さらに、2~3分で完了し封筒に入れられたと思うと、熱意まで感じられなくなります。
字がきれいとか、汚いはあまり関係ないと思います。
気持ちを込めて、丁寧に書かれた文章は、必ず相手に届きます。
まとめ
文字は書かないと、どんどんヘタになっていきます。
しばらく書かないだけで、ヘタになるばかりか、字も忘れます。
「書く」ことは
自分を表現する。
自分の思いを外在化させる。
自分の思いを相手に伝える。
とても優秀なツールです。
お気に入りのボールペンや、万年筆であなたの思いを伝えませんか?
⇒ライツ税理士事務所のHP
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http://www.reiz-cpta.com/
今日も最後までおつきあい頂き、ありがとうございました。
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