注文したくなるMENUの作り方初めての飲食店でMENUを見たとき、何を基準に注文されますか?

そのお店の”看板メニュー” ”本日のお勧め” ”おいしそうな写真”
色々あると思いますが、一番簡単なことはお店の人に聞くことです。

 

お店のお勧めを言えますか?

 

注文に迷ったら「ここのお店のお勧めは?」と聞いてみてください。
そこで迷わずに、「こちらがお勧めです」と答えられるお店は問題なしです。

これはお店の売りがキチンとある、そして従業員さんもそれを把握しているお店です。

でも、どちらかが欠けていると、答えることができません。

お店の売りになる料理がない場合
「うちは何を食べてもおいしいです」

従業員さんが商品の理解をしていない場合
「え~と、ちょっと聞いてきます」

これでは注文を決めることはできないばかりか、このお店大丈夫?
となってしまいます。

 

MENUの書き方

 

大将や女将さんが直接対応できるお店なら、お店の売りも、本日のお勧めも迷うことなく伝えられるでしょう。

でも従業員さんの場合はいかがでしょう?
飲食店で勤続10年のベテランがいるお店は少ないものです。

アルバイトやパートさんでまわしておられるお店が多いのではないでしょうか?
そんなとき、気の利いた受け答えを期待するのは難しいものがあります。

そこで大事なのがMENUです。
 
例えば次の商品で食べたくなるのはどれでしょうか?

1.きつねうどん

2.九条ネギとふっくらお揚げのきつねうどん

3.京都の九条ネギとふっくらお揚げのきつねうどん
 朝一に収穫した九条ネギのシャキシャキ感と
 じっくりと煮含めたふっくらお揚げが自慢の一品。
 こだわりの細麺でお召し上がりください。

京都押しで恐縮ですが、やはり3番を注文したくなりませんか?
単に商品名を出すよりも、産地を入れたり、こだわりのポイントを記載することで注文率は確実にアップします。

また、今回は値段を書いていませんが、3番が一番高くても注文率は3番が一番です。

お客様は基本おなかを空かせて来店されています。
味覚や視覚に訴えかけられると、たとえ数百円高くても頼んでしまうものです。

 

MENUの写真

 

お勧めの商品には、写真も添付しましょう。

私は半熟卵にめっぽう弱いです。
頼むつもりはなくても、トロリとした卵がかかった写真を見せられると、ついつい頼んでしまいます。

盛り付け、撮る角度、器、ライティング、魅せ方はいくらでもあります。
一番おいしく見える撮り方を探してください。

 

その他の大切なこと

 

位置
一押しはやはり、MENUと別添えにするか、もしくはTOPページに持ってくる必要があります。

しつらえ
高級店かカジュアルか、自分のお店に合ったデザインや紙質を選びましょう。
値段はそこそこなのに、ペラペラのMENUでは興ざめですよね。

文字
ゴシックや明朝でも印象は変わります。
高級割烹では逆に安っぽい印象になるので、毛筆体がおすすめです。

価格表示
人は迷ったら中間の金額を選びます。
ビールも3種類あったら、真ん中を選ぶものです。

売りたい商品を中間にもってくるよう、価格設定をしてみてください。

 

まとめ

 

今回は飲食店で書いてみましたが、どのお店でもMENU作りの基本は同じです。

選びやすいこと、お店のコンセプトがわかること、体験したい(食べてみたい)と思ってもらえるよう、視覚や体感にうったえる写真や文章を添えること。

これだけで売上は確実に変わります。
一度お試しくださいね。

 
⇒ライツ税理士事務所のMENU診断
http://reiz-cpta.com/content/menu/

 

  ⇒ライツ税理士事務所のHP(税務情報もこちら)
http://www.reiz-cpta.com/
 

 
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