ボキャブラリーと成功の関係性みなさん、ボキャブラリー(語彙)は多いほうでしょうか?

以前、ハーバード大学が行った調査で、アメリカの成功者を対象に共通点を調査したところ、学歴には何の共通点も見いだせなかったものが、ボキャブラリーの多さについては、共通して大学院レベルの語彙力を持っていたという結果が載っていました。

 

語彙の量で変わること

 

「人間は自分の語彙の範囲でしか、ものを考えることができない」

10,000語しか知らない人と100,000語知っている人では、考えられる量や幅に大きな違いが出てきます。

言葉を知ることは、単に知識や知恵を増やすという意味だけではなく、思考の幅が広くなるという大きな意味があるのです。

かと言って、自分の語彙力がどの程度かは、自分ではわかりませんよね。
そこで、こんなものを見つけました。
語彙力推定テスト

小学生レベル: 5千~2万語
中学生レベル: 2万~4万語
高校生レベル: 4万~4万5千語
大学生レベル: 4万5千~5万語
「図説日本語」林大監修より

外国語を学ぶ場合でも、母国語の語彙が少ない場合、いくら努力しても外国語はそれを超えることができないそうです。
ですので、母国語の語彙をどれだけ持っているのか、全ての基本になるようです。

 

語彙の持つ力

 
1.理解力
同じことを言われても、語彙の多い人と少ない人では浅い理解で終わるか深い理解に変えられるのか、結果が異なります。
同じ情報を得るのであれば、たくさんの気づきがある方が有利ですよね。

2.思考力
語彙が増えたら、思考できる幅が拡がります。
それに伴って、今までにないアイデアや考えを生み出し生活自体を豊かに、そして仕事の効率が上がることが証明されています。

3.表現力
例えば日本は「赤色」ひとつとってみても、「茜色」「赤紅色」「緋色」「小豆色」「臙脂色」とたくさんの語彙があります。
語彙をたくさんあるほど、表現が豊かになり、コミュニケーション能力やプレゼン能力が高まります。

 

語彙を増やす方法

 
・本を読む(手っ取り早いのは辞典ですね)
・知っている言葉を他の表現で言い換える
・知っているけれど意味を知らない言葉を調べる
・「すごい」「かわいい」などの単語を他の言葉に置き換える
・書く(読んだだけでは忘れてしまいます)

 

まとめ

 
喋っていなくても、人は頭の中で常に言葉を使って(考えて)います。
なかなか、頭を空っぽにすることはできません。

それだけ、日常で使う言葉ですが、日ごろ意識することは少ないですね。
子供の頃は学校に行けば、嫌でも新しい言葉を教えてもらえましたが、大人になると自分で意識しなければ、語彙はこれ以上増えません。

話の中で出てきた言葉、街中で見かけた言葉、新しい造語。
少しだけ注意してみると1日1語くらい、新しい言葉を覚えることができそうです。

 
 

  ⇒ライツ税理士事務所のHP
http://www.reiz-cpta.com/  

 
 
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