今日から3月ですね。
就職活動も解禁になりました。
新しい出会いも増えていく季節です。

初めて出会った人に自分のことを上手に伝えられますか?
先日1分間で自己PRをする、という機会がありました。
緊張しいの私には、苦行の一分間でした。
 

自己紹介と自己PRの違い

 
1分という時間、文字数でいうと何文字くらいになるのでしょうか?
自己紹介や自己PRの時間で考えた時、あまり早口になるのも考え物です。
少し早めに喋って400文字くらいだそうです。
原稿用紙1枚分ですね。

ここで自己紹介と自己PR、と言われたとき即座に違いを言えますか?
ビジネスの場合は同義語のように捉えられている場合もありますが、本来的に自己紹介と自己PRは意味が違います。

自己紹介
・自分がどんな人間であるかを伝える
・自分という人間性がわかるような具体例や体験談を盛り込む

自己PR
・自分が何者かを伝える
・自分の得意分野や強みがわかる実績、数字を盛り込む
・それを相手のためにどう生かせるのかを伝える

自己紹介は「自分の人となりを紹介するもの」であり、自己PRは「自分を売り込むためのもの」です。
 

PREP・LP方式

 
ビジネスの場で自己PR文章を作るときは、プレゼンと同じPREP・LP方式がよいと言われます。

PREP・LPとは
Point(結論)・・・「私は○○です」
Reason(理由)・・「なぜならば○○だからです」
Example(例)・・「たとえば○○の事例があります」
Passion(情熱)・・「私は○○を目指しています」
Let’s(誘い)・・・「○○しましょう」
Plase(お願い)・・「○○してください」

上記を意識して私が作った自己PRはこんな感じです。

  • P: 私は医療機関専門の税理士で中島裕里子と申します。
  • R: 以前ドクターの開業支援コンサルタントをする中で、専門知識の必要性を感じたのと開業後も先生とお付き合いができる資格が欲しいと思い立ち、税理士を目指しました。
  • E: コンサルタントの件数は20件以上、税理士になってからも医科・歯科問わず幅広く担当してきた実績があります。
  • P: 現在は数字だけでなく、経営支援にも携わらせて頂いており、これからもたくさんのドクターを支えていく仕事をしたいと思っています。
  • L: ですので、ぜひ私と一緒に元気のある医療機関を作っていきましょう。
  • P: もしお困りごとのあるドクターがいらっしゃったらご紹介ください。
     
    少し短いので、肉付けが必要ですね。

     

    まとめ

     
    この方式で作ると「自分が何者で何をしている人なのか」が相手によく伝わります。
    さらに上級者の方は、この1分間スピーチを何パターンか用意して、その場に応じた内容を披露されるそうです。

    社会人で外に出る機会の多い方は、自己PR用の原稿を用意しておかれると、いざというとき慌てずにすみますね。
    また、何をしている人か印象に残りやすいので、紹介につながりやすいと思います。

    私もいくつかパターンを用意して練習してみたいと思います。

 
 
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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