今日は日本政策金融公庫さんの
「融資審査のポイント」
について研修を受けてきました。

いろいろ勉強になったので、
シェアさせて頂きます。

 

人となり

 

小規模事業や個人事業は
経営者の人となりが重視されます。

人となりと言っても、
人柄が良さそうとか優しそう
だけでは物足りません。

経営者としての素質
を見られているわけです。

信頼できる人なのか、
経営者として決断力はどうか

話している間もチェック
されています。

 

また、もう一つ大切なのは
数字の理解です。

「税理士に頼んでいるから」
と事業の内容を数字で説明
できない方も多いそうです。

もちろん数字自体は税理士に
確認すれば事足ります。

でも、経営する上で数字を
理解することは経営者として
必須要件です。

だからこそ、決算内容を理解し、
事業を自分の言葉で語れる
経営者さんは融資をする際
高評価となるわけです。

 

商品力

 

人となりは最高でも
商品がイマイチでは
融資が通りません。

どこで(市場、場所)
誰に(ターゲット)
何を(商品価値)
どうやって(販売方法)

 

商品力や価値については
決算書では読み取れません。

でも事業を判断するのに
大切なポイントです。

ここでは思いを伝える
ことも大切ですが、

根拠となる資料や数字を
出せる方が説得力があります。

 

キャッシュフロー

 

売上と利益は決算書の
チェックポイントですが、

キャッシュがなければ
返済することはできません。

ですから、キャッシュフローが
重要になります。

簡易キャッシュフローは
当期利益+減価償却費で計算できます。

 

赤字の場合は、どうでしょう?

この場合は、赤字の理由と
今後の見通しや改善方法の
説明が必要になります。

納得のいく説明があれば、
融資を検討してもらえる
対象になります。

事業計画書があれば、
さらにいいですね。

 

まとめ

 

あとは自己資本や貸付金なども
融資の際はポイントになります。

でも、小規模事業で
融資を受けるのに大切なのは、

上記に記載した3点だと
常々感じています。

これから融資を受けたい方は
参考にしてみてください。

 

 

⇒ライツ税理士事務所のHP
 補助金・税務コラムなどはこちら
 http://www.reiz-cpta.com/

 

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