先日ご契約頂くお客様に
契約書をもって伺いました。
そこは以前担当していたお客様。
今回引継ぎを行うことに
なったためです。
お見通し
今回前の事務所で担当していた
お客様が移って下さいました。
突然のことで
とても嬉しかったのです。
そこで契約書をもって
お客様を訪問しました。
「報酬については、前事務所の
報酬を引き継ぎます」
と一通り説明を終えたとき、
お客様からひとこと。
「先生、しっかり取って下さいよ」
一瞬意味がわからず
?な状態でした。
実はこの会社グループ全体で
見ていた会社の一つ。
なので報酬設定も
少し特殊な位置づけでした。
正直利益が出る設定では
なかったのです。
私自身も値上げをお願いするべきか
悩んでいました。
でもせっかくご縁を頂いたのだから
このままでいこう
そう考えていました。
そこをお客様が
指摘されたのです。
嬉しさと恥ずかしさ
「ちゃんと報酬のこと
理解してるから値上げして下さい」
そう仰ってくださいました。
迷ったのですが、
報酬を再設定させて頂くことに
なりました。
きちんとこちらの事情を
理解して頂いていたことへの驚きと
仕事を評価頂いてのお申し出に
嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいでした。
そしてもう一つ
自分の価格設定の甘さを
痛感しました。
移って頂いたのだから
この位はサービスの一貫で。
そう考えてしまっていたのです。
私が提供するサービスは
勤務時代を上回ると思って頂けるものを
提供しているつもりです。
だったら、
胸を張って報酬の交渉を
すべきだったのです。
そこをはき違えていた
自分の勘違いがとても恥ずかしく
そしてそれに気づかせて頂いた
お客様には本当に頭が上がらない
そう感じました。
まとめ
自分で事業をするようになって
価格の設定にはいつも
悩んでしまいます。
何を軸に報酬を頂いているのか
ここがブレると
作業だけに追われる仕事に
なってしまいます。
自分で自分の評価をすると
過小評価になりがちです。
評価頂いているサービスに
もっと自信をもとう。
そう感じた
貴重な一日でした。
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