私がコンサルのみさせて
頂いている先でのこと。

「あ~、そういうことか」
というお話がよくあります。

何がそういうことか、というと
月次の数字や提案の話です。

 

わかったつもり

 

お客様が
「この前、担当税理士さんが、
 ○○の提案をしてくれてね」

と思案顔。

「どんな流れでそのお話に
 なりましたか?」

と説明を伺います。

「そのお話だと、こういう意味ですね」
と説明すると、冒頭の

「あ~、そういうことか」
というお話になります。

 

これは、担当税理士さんの
ダメだしではありません。

一回目の説明というのは、
どうしても流れやすいのです。

 

わからないことがわからない

 

その時点では
なんとなくわかった気がする。

でもあとで考えると、
やっぱりよくわからない。

そんなことが、あります。

慣れない話だと
余計そうです。

 

私もよくあります。

「何だかいいことを聞いた」
家に帰って再度頭で繰り返すと、

「ん、ホントにわかってる私?」
そんなこと、しょっちゅうです。

話を聞いていたときは、
理解したつもりでした。

でも、バチっと明確では
なかったのです。

 

問題なのは、明確でない部分
モヤにかかった部分。

この部分は、わからないことが
わかりません。

質問できない領域です。

 

推し量る力

 

この、質問できない領域は

話し手と聞き手の
知識と経験の差と言えます。

小さければ伝わりやすく
大きければ伝わらない。

 

今回のように、
二人いると補完しあえます。

でもそうでない場合は、
本当の意味で伝わったか。

顔色を見る
反応を見る
語尾に注意する
相槌を観察する

 

推し量るというと
なんだか難しそうですが、

相手に興味をもつこと
これが全ての気がします。

 

まとめ

 

説明の最後に
「今の説明、わかりにくい点
 はありませんでしたか?」

と聞くようにしています。

「わかりましたでしょうか?」
と聞くと

「わかりました」
という答えが大半になります。

「わからない」と言う言葉は
いいにくいものです。

「わからない」と言ってもらえる
状況を作るのも大切ですね。

 

 

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 http://www.reiz-cpta.com/

 

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