「専門書ばかり読んでもなぁ」
と久しぶりに小説を買ってみました。

小説のくせに、専門書みたいに
気づくことがいっぱいありました。

その中でも、特に心に残った
そんな文章について。

 

駄菓子を買いに行く

 

小説の舞台はレストランです。
主役は経営者の夫婦。

そのお店には、弟子がいます。

優秀な弟子と、
不器用だけど一生懸命の弟子。

不器用な弟子が、
優秀な弟子に委縮しているとき。

そのご主人が言ったセリフ。

その道を極めるというのは、
駄菓子を買いに行くのに似ている

お金は小銭があればいい
万札だとかえって邪魔になる

買いに行くのは簡単なようで難しい
道の途中で、たくさんの誘惑があるから

小銭を落としたり、
ジュースを買ってしまったり、

駄菓子屋に着いた頃には、小銭がない

駄菓子屋に行くことすら
忘れてしまう人もいる。

駄菓子屋に小銭握りしめて
行きつける人は少ない

要約するとこんな感じです。

「言いえて妙」だと思いませんか?

 

税理士は頭いい?

 

税理士というと
「頭いいんですね」
そう仰る方がいらっしゃいます。

「とんでもない!」
これは謙遜ではありません。

 

私は自慢じゃありませんが、
学生時代オール3が基本。

もちろんこの業界、頭のいい方も
いらっしゃいますし、多いでしょう。

でも頭いい、悪いは
資格に何の関係もありません。

自分はそこまでの人間でない
そう自覚するからこそ努力します。

スルッとできたことより、
時間をかけて解決した問題は
頭に残るものです。

 

私は資格の勉強しているとき、
うっかりTVとか見てしまうと

「今この瞬間、
 私より頑張っている人がいる」

私より賢い人が、私より努力してる。
じゃあ私はもっと努力しないと。

と思ってました。

 

天才肌の人を見ると
羨ましく、あこがれもします。

でも、天才にないもの。

何度も頭をぶつけて
何度も挫折して

そんな自分だからこそ
できることがある。

今はそう思っています。

 

まとめ

 

自分の行きつきたい場所
そこを明確にする。

そして、その場所に行けるよう
毎日一歩でいいから近づく。

そうすれば、きっと
私たちも駄菓子屋に行きつくはずです。

 

 

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