1歩目を踏みだすのは、2歩目を踏み出すよりも随分と勇気がいります。
それゆえに、勇気を振り絞って踏み出した1歩目の結果が良くないと、凹み度合いも半端なく、「やっぱり自分には無理だったんだ」とあきらめてしまいがちです。
1度目で成否はわからない
1度目のチャレンジで失敗した場合。
失敗したと決めたのは誰でしょう?
きっと自分です。
まわりはそんなことに気づいていないかもしれません。
でも自分はとても考えて、意気込んでチャレンジしたので、思ったような結果が得られないと、とてつもなくショックを受けます。
1回目の案は頭の中で考えていただけです。
実際に人に対して働きかけたら、結果が違って当然です。
相手、場所、話し方、サービスの内容。
変えられることはたくさんあります。
そして、それをどの程度の割合で変えたらいいのか、正解はわかりません。
何度もやるしかないのです。
ザイアンスの法則
心理学でザイアンスの法則というのがあります。
日本語でいうと、単純接触効果です。
人は繰り返し相手に接触することで、相手に好意をもつようになる、というお話。
日本人は特に、初対面の人に無関心と同じくらい遠くから様子を見ている所があります。
でも会う頻度が上がれば上がるほど、何となく親しみを感じるものです。
失敗したら、「もう同じ人には会えない」のではありません。
失敗するからこそ、また同じ人に会うのです。
何度も会っていたら、ヒントや相手の望んでいることを話してくれるかもしれません。
また頻度が上がれば、最初の案でも問題ないかもしれません。
人は相手によって態度も考え方も変わるものです。
だから失敗したなんて、カウントしない。
成功している人は、転んだ瞬間次の展開を考えています。
そして転んだことを忘れる天才でもあるのです。
まとめ
エジソンの有名な名言がありますね。
インタビュアー
「一万回も失敗したそうですが、苦労しましたね」
エジソン
「失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」
大抵の人は、1万回の失敗の前に投げ出してしまいます。
1万回やるくらいなら、他のことをやって成功したい。
1万回も必要なら、それは自分に向いてないのかもしれない。
でも、1万回失敗する情熱があれば、もう成功するしか可能性しか残っていない。
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