経営者の方にとって
数字の把握は大切です。

試算表を見る場合、
経営者の方が気になるのは

PL(損益計算書)ですね。

売上や粗利益で終わってしまう
ケースも多いです。

 

自社の現金今いくら?

 

「今、現預金はいくらありますか?」

そう聞かれて
すぐに答えられますか?

私の経験上、ほとんどの方は
「え~っと、ちょっと待って」

と、通帳を持ってこられます。

 

キャッシュがたくさんある会社
ならそれで結構です。

でも、潤沢にない場合は
即答できるのが理想です。

 

概算で掴む

 

私の知り合いの会社は、
毎日の日課があります。

それは、全ての銀行の現預金を
毎日社長に報告することです。

当初はキャッシュが回らないため
報告が始まったそうですが、

資金が充分ある今も
この日課は続いています。

 

売上があがっても
現金が手許にない。

こんなことはよくある話です。

キャッシュフローを見るのが
大切と言われますが、

”手許の現預金を毎日把握すること”
これに勝ることはありません。

 

また、従業員の方も「毎日連絡が必要」
となれば、おのずと意識が向かいます。

”回収サイトが長すぎる”
”支払いが滞っている”

こんな問題にも
早期に気づくことができます。

また、現在動かせる金額を知っていれば、
決断も迅速にできるのです。

 

まとめ

 

毎日連絡をするのは
大変かもしれません。

でも定期的に確認することは、
大切なことです。

お金の大切さを
言葉にしなくても、

日課に加えることで、
同じ効果が出せるよいツールです。

 

”従業員さんには通帳を触らせない”
こんな職場も多いと思います。

その場合は、奥様に管理して頂く。

まず社長が手元資金を知っている
これが何より大切だからです。

 

 

⇒ライツ税理士事務所のHP
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 http://www.reiz-cpta.com/

 

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