新しいお客様と
打合せをしました。
領収書、通帳のコピー
カードの明細
必要な資料を
次々に頂いていきます。
見せることへの恥ずかしさ
資料を頂いている最中
お客様が仰いました。
「うわ~、全部見せるんですね
恥ずかしいなぁ」
この気持ちとてもわかります。
私がお客様の立場でも
恥ずかしいと感じるはずです。
領収書やカード明細は
その人の生活が現れます。
普段どんな所へ行ってるのか
どんなお店で何を食べているのか
隠すことができません。
もちろん、見せたくないものは
隠して頂くことはできますが、
そうすると
経費にできないわけです。
考え方のスタンス
領収書の出し方で
お客様の考え方も見えてきます。
例えば食事をごちそうになったり、
お中元などを頂いた場合
大抵のお客様はその領収書を
経費として処理されます。
でも、一部のお客様は
経費にされません。
それは、金額を相手に知らせまい
という思いからです。
もちろん経費にできるのですから、
「領収書を出してください」
とお願いします。
でも「これはいいです」と
仰るんですね。
どちらがいいとか悪いの話ではなく、
お金に対する考え方が見える一瞬です。
見る側も恥ずかしい
領収書類を見るときは
仕事ですからジックリ見ます。
経費性があるかどうか
チェックする必要があるから
当然のことです。
でも時々ふと
相手の私生活を覗いている
気がして恥ずかしくなります。
悪いことをしているような
気分です。
こんな風に感じるのは
おかしいのかな?と
思っていましたが、
今回お客様に
「恥ずかしい」と言われて
やっぱり同じ気持ちなんだと
少し嬉しくなりました。
まとめ
「恥ずかしい」という感情は
大切な感情だと思っています。
自分が大切にしているものが
何なのかの基準だからです。
その大切にされている部分も
見せて頂く仕事が私の仕事。
そう考えると、
資料1枚でも、とても大切で
ありがたいものなのだと
再認識させて頂いた出来事でした。
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