半歩先行く存在であること

昨日のキングオブコント
ご覧になりましたか？

かまいたちが優勝したのですが、
面白いなぁと思ったのは

にゃんこスターというコンビ。

全く無名の二人ですが、
従来の概念をぶち壊すコントでした。

その道で食べていくのであれば、
その道を極める必要があります。

かまいたちのコントは
緻密に計算された内容だと
感じました。

長年やってきた経験と実績
がブレンドされた内容。

それにひきかえ
にゃんこスターは、

勢いとやりたいことを
全力でやりきったような爽快感。

やられた感を
味わうのに十分な二人でした。

結局勝ったのはかまいたちです。

でも、視聴者が求めているモノは
この緻密さと見たことない新しさ

両方だと思うのです。

その道何十年とやってくると、
どうしても目が肥えていきます。

サービスを提供するにしても、
この程度じゃ足りないと

てんこ盛りなサービスだったり
通好みすぎてわかりにくかったり

かえって受け入れられないものに
なりがちです。

インプットはマニアックでも
構わないのですが、

アウトプットはいかに簡潔で
わかりやすいかがとても大切だと感じます。

先日も簡単明瞭に提案できたと
思っていた案件がありました。

でも、後日お客様が相談されてくる内容は
「そこか～」と思う内容ばかり。

お客様の今の状態から
だいぶ先走った提案だったと感じています。

3歩も5歩も先ではなく、
半歩先を歩く。

「何だか私もできそう」

そう感じて頂くことが、
何より大切なことだと思うのです。

”こういう場合はこう”
というような既成概念。

「えっこんなのでいいの？」
と思うことが、かえって喜ばれたりします。

お客様の感覚から
つかず離れずの距離に立つ。

まず始まりはここからですね。

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