スイッチが入るとき

先日お客様と話していて、

「一人の従業員さんが、
　急成長している」

と嬉しそうにお話頂きました。

急成長の理由を伺いましたが、
「わからない」とのこと。

ある日、突然
変わったように感じる。

不思議ですね。

その会社は以前から、
従業員教育に力を入れて
こられました。

でも全体の変化は
そこまで感じられなかった
のです。

そこで思い切って
その従業員さんに
尋ねられたそうです。

答えは
「変わりたいと思ったから」

やっぱり本人が思うこと。
変わりたいという気持ち。

スイッチが入った瞬間です。

その気持ちになるまで

何もしないかというと、
そうではありません。

「こうなって欲しい」
「ここを目指して欲しい」

そういう思いを
会社側が示してこられた。

だからこそ
気持ちが動いたのです。

タイミングは
誰にもわかりません。

でも、その従業員さんの中で
何かが弾けたのだと思います。

自分の中の思いが、
膨らんで限界に達した時、

きっとその人は変わるのでしょう。

目に見えなくても、
ゆっくり変化しています。

地中に埋まった種子のように。

いつか芽が出て
いつか大輪の花が。

太陽を浴びて
水をやって

丁寧に育てる。

必ず花開くと
信じて育てること。

みんな心に種を
持っているのですから。

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