父は結構凄かった

私が仕事を自分でするようになって、
始めて見えてきたことがあります。

今まで経営者の方にお話していても、
実はわかっていなかったことが結構ある。

最近つくづく感じます。

私の父は、自営業者です。
商売人というより、職人。

学生の頃から祖父の手伝いを始め、
もう50年以上商売をしています。

最近父の帳簿を始めて見ました。
本人曰く「適当やで」

さぞ、適当なんだろう。
そう思い見てみると・・・

”結構ちゃんとしてる！”
意外でした。

50年以上やってるんですものね。
当たり前なのかもしれません。

私は今までたくさんの職場で働いてきました。
職種も様々です。

アルバイトを含めたら20社以上。
職種も10コ以上経験しています。

でも父は1つだけ。
この仕事だけをやっています。

帳簿を見ていて、改めて
「続けるってスゴいなぁ」と。

私にはマネできません。

事業を立ち上げるのは簡単ですが、
続けるのは難しい。

頭ではわかっていても、
自分もその立場になって、
はじめて気づくことがあります。

近すぎて見えてなかったんですね。

帳簿って性格が出ますよね。
見ていて、やっぱり私に似ているのかなぁと。

当たり前かもしれません。

一時それが嫌だったりしましたが、
今は素直にそう思えます。

家ではタダのおじいさんですが、
50年続けてる経営者の姿もあるのだな。

私はこれから50年は無理ですけど、
ちょっとでも近づけるように。

頑張ります。

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