2月に美容院に行ったんです。
初めてのところで、ネット上では評判がよい所。
私は、何でもそうですが、初めて買うもの・行くところについては、結構リサーチします。
そこも十分調べたのですが、調べたところで実際に体験しなければ本当のところはわかりません。
頭が・・・
私の髪は結構厄介です。
量がとても多く、癖もまぁまぁ。
そして固い。
子供の頃から大人料金をとられていたくらい。
なので、初めて行くところでは十分すぎるほど説明をします。
でも、その美容院のやり方、そしてその美容師さんのテクニックによって、結果は異なります。
前回は惨敗でした。
途中から、「それはあかんやろ」
と思う処理が多発し、フィニッシュしたときは「これで完成ですか?」という仕上がりでした。
毛先がスカスカに梳かれてしまい、何故か根本も超絶に浮くんです。
もう10歳老けた感じ。
ここ1か月はほぼ鏡を見ない生活に切り替え、何とか乗り切っていたんですが、雨が続き爆発しました。
もう、髪が浮いて1.5倍くらいの小さな森にようになり、うねりまくっています。
仕方なく、またホットペッパーを穴が開くほど見続けて1件の美容院に行き当たりました。
何が違う?思いが違う
今回行った美容院は、担当の方を見た瞬間
「当たりだ」
と思いました。
内容を伝え、どうするか二人で考えます。
口数が少ないのですが、的確です。
そして施術も、ものすごく丁寧。
で、黙々と作業してくださるのですが、途中
「すごいことになってますね」
と言われ、見てみると
ほぼ、頭のてっぺんから梳いてあるんです。
短い髪の毛が、山ほど顔を出します。
しかもご丁寧にミルフィーユのごとくまんべんなく。
「そりゃ浮くわ」です。
これは直すのに1年近くかかります。
腹がたってきました。
しかし、担当者の方いわく
「店長がやり方を教えているはずだから、下の子たちは疑問に思わず従う」
んだそう。
これって、会計事務所でも同じです。
転職してきた職員さんは、仕事の内容を見れば、前回の事務所がどんな事務所だったかわかります。
だから、最初が肝心です。
最初がダメなら、ダメだと気づくことも大切です。
今回の美容師さんは、分け目について聞かれなかったんです。
「私が分け目は右側で」
と伝えると、「つむじの関係から分け目はどこで分かれてもいいようにカットしている」
と今までに聞いたことがないお話をされました。
私はそういう話が大好きなので、理由を聞くと
「アジア人はほとんど時計回りにうずが巻いているので、右側がハネやすくまた量も少なくなりがち」
「そのあたりを考えて、カットしないと扱いにくくなる」
他にもたくさん、教えてくださいました。
「それは教えてもらったんですか?」
としつこく聞くと
「いや自分で」
当たり前でしょ的な返事でした。
「当たり」と思った感覚は”当たって”ました。
やっぱり、そうなんです。
この人スゴイな、と思える人はちゃんと自分で考えてる人。
そしてそういう人は、ちゃんとした対価を払おうと思えるんです。
まとめ
結局全てを直すのに(マシにするのに)4時間30分かかりました。
5歳若返りました(元にもどりました)。
無駄な時間とお金だと思っていましたが、本当に久しぶりにこの美容院に行ってよかったと思える出会いがありました。
やっぱり、どの仕事も「どれだけお客様のことを、お客様の立場で考えているか」
なんですよね。
私も見習わないといかん。
そう思える素敵な出会いでした。
⇒ライツ税理士事務所のHP
補助金・税務コラムなどはこちら
http://www.reiz-cpta.com/
今日も最後までおつきあい頂き、ありがとうございました。
クリック頂けると、励みになります。
にほんブログ村