名刺の整理をしていたら、
多くの方の顔を思い出せない
ことに気づきました。

私がそうなんだから、
お相手もそうだろうなぁと
思いつつ、印象に残る差は
何なのか考えていました。

 

物語を作ろう

 

「○○という飲食店を
 やっている○○です」

この説明では、まず相手の
印象に残りません。

「近江牛のよさを知って欲しくて、
 一日一組限定で、日群八幡宮の麓で
 隠れ家のような店をやっています」

と言われた方が、よっぽど印象に
残ります。

 

これは、お客様のお話ですが、
東京に出店するのに、
ストーリーを作ろうと考えたもの。

いきなり、東京進出より
本店は
近江八幡にあった方が、
お客様の印象に残るからです。

 

人は物語を好みます。

銀行の借入であっても、
「単に資金繰りが厳しくて」

なんて言っても
簡単に貸してはもらえません。

でも、
1.なぜ今厳しくて
2.将来どうしたいと考えていて
3.実現に向けて、何をしているのか

この3点をストーリーとして
語ることができたなら、

銀行の印象はぐんと変わります。

資金繰りが厳しいのは同じなのに、
です。

 

ほどよい加工

 

現状だけを言われても、
人は「はい、そうですか」

で終わってしまいます。

そして、ほとんどの方が
ストーリーで語れません。

だからこそ、話せる人は
価値があるのです。

 

語れる人と語れない人の差は
内容に雲泥の差があるわけでは
ありません。

ただ単に物語として
”考えた”か”考えていない”かの
差でしかありません。

それだけで、人の印象に
大きく差が出るのであれば、
やってみるに越したことは
ありません。

 

これは、客観的に事業を
捉えられているかいないか、
の差でもあります。

ただ単に自己満足の物語や
お涙頂戴の物語は人の心を
打ちません。

真摯に向き合う姿勢や、
お客様を思う気持ちがあって、
始めて人の心を打つのです。

 

まとめ

 

物語ができたら、
まず身近な人にお話しして下さい。

どんな印象を受けたのか、
改善点はないのかを
話してみるとよりよくなります。

また身近な人といっても、
お身内はあまり勧められません。

できれば、ちょっと客観的に
アドバイスをくれそうな

そんな人を探してみてくださいね。

 

 

 

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