香りと記憶って
密接に関係しますね。

今日久しぶりに
小学校の頃の通学路を
通りました。

 

秋の香り

 

坂道の途中に
その家はあります。

とても大きな金木犀

何メートルも手前から
甘い香りに包まれます。

タイムトンネルみたいに
小学生に戻っていくような
不思議な気持ちになります。

 

そこにおばあさんが
立っていらっしゃいました。

金木犀の木に
何か札をかけておられます。

見てみると
”この木はキンモクセイと
 いう名前です”
と書かれていました。

おばあさんは
「ここを通る小学生が
 この香りに気づいてくれたら」

と言う思いを込めて
書かれたそうです。

「将来大きくなっても
 この香りで思い出すでしょう?」

と優しい顔で
お話をされました。

 

この木を植えたときのこと、
最初はとても小さい苗だったこと

通学路で歩いていた道は
清少納言も通ったという
由緒ある通りであること

たくさんお話を伺いました。

 

タイムスリップ

 

おばあさんと別れて少し歩くと、
今度は友達のお母さんに会いました。

どうも今日は
学区の運動会だったようです。

「ゆりちゃん!」
と声をかけられ、

昔ばなしに花が咲きます。

子供の頃の呼び名で呼ばれると
何だか昔に返ったような気がして
くすぐったい思いがします。

 

いくつになっても、
世間では立派な大人でも

子供時代を知る人にとっては、
いつまでも私は子供扱いです。

でも大人の顔して生きていても
こうやって子供扱いされると

まだまだ自分の中に
子供の自分が眠っていると
気づかされます。

 

小学生の頃の私が
今の私を見たら何ていうだろう?

まぁまぁまともになってると
思うだろうか?

こんなんじゃないと
思うだろうか?

ふとそんなことを
感じました。

 

まとめ

 

今日は懐かしい香りと
懐かしい顔を見て

何だか昔に返ったような
不思議な一日でした。

帰り道足を伸ばして
仁和寺まで歩き、

タイムスリップは終了
現代に戻ってきました。

 

 

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