お客様からご相談を
受けていると、

「結局どうしたらいい?」
「どっちか言って」

と言われることが
あります。

 

決定権を委任してはいけない

 

どうするべきか?は
立つ視点によって変わります。

「うまいことやっといて」

こんなセリフを言われる
こともありますが、

お客様のうまいことと
こちらのうまいことは
一致しているとは限りません。

それを上手く汲んで動くのが
税理士の仕事ではないのです。

 

”どういう結果が欲しいのか”

ここが明確でなければ、
答えはでません。

現状を見ての提案はできても、
決めるのは社長です。

人に言われた通りやって
失敗すると、

「○○さんが言ったから」
となります。

○○さんの意見を採用すると
決めたのは誰でしょう?

 

社長は孤独なものです。

あれもこれも全て社長が
最終責任者です。

人のせいにはできません。

だからこそ
決定権を他人に委ねては
いけないのです。

 

「うまいことやって」の背景

 

冒頭のようなセリフ

本当のベストな状態が
見えていないことが多いのです。

売上がいっぱいあがって
利益が出て
税金は少なく

確かに理想の状態かもしれません。

 

でも、望む状況は
一つづつ積み上げるしかないのです。

今手をつけるべき問題は
何なのか。

そして、何ができるのか?
どうやったらできるのか?

ここを飛ばしていくわけには
いきません。

 

問題が見えてくれば、
やるべきことが見えてきます。

そうすれば、
誰かに「決めて」なんて

言う事態はなくなります。

 

まとめ

 

理想の未来像が見えたら
それを裏付けるのが

数字です。

 

それを実現するのには
どの程度の利益が必要か?

その利益を生み出すには
どれだけの売上が必要か?

そしてキャッシュは
きちんとまわるのか?

全ては思いから始まります。

 

社長の思いがあって始めて
周りが動き出します。

この思いが上手に
伝えられる人ほど

商売も従業員さんとの関係も
良好になるのです。

 

 

 

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