その道のプロになるには

1万時間が必要
と言われています。

1万時間とは1日9時間で
約3年です。

石の上にも三年という諺の
根拠かもしれません。

 

経験でしか得られないもの

 

飲食店を経営されている
お客様のお話です。

そのお店は売上も順調
利益も順調に伸びています。

その原因の一つが
女将の予約の取り方にあります。

 

長年の感覚で
大口のお客様が入りそうな日
がわかるそうです。

この感覚を駆使し
少数のお客様は断り
ひたすら大口のお客様を待つ。

そしてドンピシャで
満員御礼の状態を作り出す

 

他の方には
マネできない感覚です。

こういった感覚は
ご本人の元々持ち合わせている
才能なのでしょうか?

確かに敏感に流れを読み取る能力
が元々高い人もいらっしゃいます。

でも、本気でやろうと思えば
この感覚を身につけることは可能です。

 

座学では学べないこと

 

例えば、税理士試験の勉強。

5科目を受かるには
1万時間以上を使っているはずです。

でも1万時間使っても
仕事ができるわけではありません。

ただスタートラインに
立てただけです。

 

実務は教科書と違い
知らないことも普通に聞かれます。

何度もお客様の前で冷や汗をかいて、
感覚を掴んでいくのです。

この感覚を掴むのに
必要な時間が1万時間です。

 

”何かおかしい”
”今流れが来ている”

こういった感覚は
長年の経験に裏打ちされて
初めて芽生える感覚です。

裏を返せば
経験さえ積めば、

この感覚を自分のモノに
することができます。

 

「あの人は特別に優秀だから」

そんな言葉で
諦めていませんか?

 

日々の出来事を
注意深く観察すること、

お客様の反応に
常に敏感でいること、

こうして本気で仕事に
取り組んでいれば、

「何故そんなことがわかるのか?」

当初先輩たちを見て
不思議に思った感覚が、

いつしか自分にも
解る日が必ずやってきます。

 

まとめ

 

取り組み方と能力で
1万時間もいらない方もいれば、
1万時間以上必要な方もいます。

大切なのは
どれだけ本気で取り組むか

どれだけ本気で取り組める
仕事と出会えるか

だと思うのです。

 

今の仕事は本気で
取り組めていますか?

取り組めていないのであれば
その理由はなんでしょう?

誰でも何かのプロフェッショナルに
なれるのです。

そのために取り組めることは
早いに越したことはありません。

 

 

⇒ライツ税理士事務所のHP
 補助金・税務コラムなどはこちら
 http://www.reiz-cpta.com/

 

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