昔言われたことがあります。

お客様は、まず小さいところがいい。
一緒に大きくなれるから。

大きなところは、ありがたいけれど、
そこが倒れたら、共倒れになる。

 

最初はあやふやでいい

 

冒頭のセリフは
実は父から聞いた言葉です。

ボソッと呟いたのですが、
妙に頭に残っています。

 

普通に事業を始めたら、
いきなり大口のお客様は難しいです。

小さくても一緒に頑張れる相手
そういう人を探す必要があります。

ただ、開業当初は
それで乗り切ったとして、

その後どうするのか
考えておく必要があります。

 

一人でずっと事業を続けるのか、
従業員を雇うのか。

雇うならどのくらいの
規模にしたいのか。

ひたすら走り続ける
時期も必要ですが、

気が付くと
手がいっぱいで回らない。

そんなことになりがちです。

 

1年後、3年後、5年後

 

一定規模になると
必ず停滞する時期が訪れます。

順調に売上は上がってきた、
でも、実務がまわらない。

人を雇ってみた、
でも、教育が追い付かない。

教育に力を入れてみた、
今度は新規のお客様に手が回らない。

こんな負の連鎖が起こります。

この段階に入る前に
事業の方向性を一旦考える必要があります。

将来のビジョンです。

 

ビジョンがないと
それ以上の拡大が難しくなります。

1年後~5年後
どうなっていたいか。

それを実現するために
今必要なのは何なのか。

軌道修正は必要か?
価格の設定は適正か?

見直すべき所が
見えてきます。

 

少しづつ軌道修正するのは
そんなに大変なことではありません。

でも、随分遠くへきてから
「道が間違っているかも・・」

そうなると
修正に時間がかかります。

意識的に一休みして
考える。

経営者の方には
この時間がとても大切です。

 

まとめ

 

一人で全部をこなすのは
大変な作業です。

また客観性も損なわれます。

「全部自分でできる」
そんな方はいいのですが、

そうでない方は、
相談できるパートナーを
見つけておいてくださいね。

 

 

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