「会社を上場させたい」
そこを目指す経営者の方

結構いらっしゃると
思います。

でも、上場は
一筋縄ではいきません。

 

前段階の煩雑さ

 

上場を希望されている会社
何社か担当したことがあります。

実際に動き出した会社は
2社ありました。

でも、実際に上場されたのは
0件です。

どちらも途中で中止に
なってしまいました。

何故でしょう?

 

上場は手続きが膨大に
あります。

準備室の立ち上げ
専用の人員
新たな監査法人の介入・・・

今までの組織のやり方や在り方を
変えていく必要があります。

これは結構な重労働です。

 

目的は何?

 

上場準備のための
時間と労力とお金。

想像以上にかかります。

でも、それだけの労力を
使って上場する目的は
何でしょう?

 

上場した先に
目的があれば意味があります。

でも、上場することが目的の場合、
頓挫する確率が高いのです。

同族会社の場合
今までのような自由はなくなります。

グレーゾーンを排除するのは、
同族会社にとって難しい作業です。

 

私は上場に賛成も反対も
ありません。

意図が明確なら
上場はプラスになります。

 

でも、そうでないなら

経営者の方にとっては、
頓挫しても満足感が残るかも
しれません。

振り回された従業員さんは、
疲弊してしまいます。

本当の目的は何なのか?

見極めることは
とても大切です。

 

まとめ

 

大切なのは
形じゃなくて実態です。

どんな会社でありたいか?
どんな会社に育てたいか?

 

小さい会社には
小さい会社の

大きい会社には
大きい会社の

ビジョンが必要です。

上場を考えることは、
ビジョンを見つめ直す

いい機会になるはずです。

 

 

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