連日祇園祭ネタで恐縮ですが、
祇園祭にはちまきが販売されます。

このちまきは、食べることが
できません。

厄除けの意味があります。

 

ちまきの由来

 

祇園祭はもともと
京都で疫病が大流行し、

神仏に病魔の退散を
祈願したことが始まりです。

ですので、ちまきも
災難や疾病から家人を守るべく
家の玄関に飾ります。

 

ちまきへのこだわり

 

ちまきは1種類ではありません。

それぞれの鉾と山で販売されていて、
厄除けの他に、その山鉾に由来する
御利益があります。

なので、京都の人は
それぞれどこの山鉾で買うか
こだわりがあるのです。

  • 役行者山：疫病除け・交通安全 ・安産
  • 鈴鹿山：盗難除け・安産
  • 八幡山：夜泣き封じ・子供の健康・夫婦円満
  • 黒主山：泥棒・悪事除け
  • 浄妙山：勝運向上
  • 鯉山：立身出世・開運・家内安全
  • 霰天神山：雷除け、火災除け
  • 占出山：安産
  • 郭巨山：金運向上
  • 孟宗山：親孝行
  • 油天神山：学問成就
  • 木賊山：迷子除け・再会

 

  • 船鉾：安産
  • 白楽天山：学問成就、招福除災
  • 太子山：学問成就・知恵を授かる、身代わり
  • 保昌山：縁結び
  • 菊水鉾：不老長寿・商売繁盛
  • 岩戸山：開運
  • 山伏山：雷除け
  • 芦刈山：縁結び・夫婦円満
  • 綾傘鉾：安産・縁結び
  • 四条傘鉾：招福厄除
  • 大船鉾：安産
    （祇園祭京都2017より）

    私は必ず長刀鉾のちまきを
    購入します。

    祇園祭は山鉾巡行の順番を
    くじで決めるのですが、

    長刀鉾はくじ取らずで一番。
    かならず先頭と決まっています。

    そのため、長刀鉾のちまきは
    人気が高いのです。

     

    今年も買ってきましたよ。

    1年間玄関先に飾り
    また今年も無病息災で
    過ごせたことを感謝し
    新しいちまきを受けるのです。

    古いちまきは
    神社の古札納所へ奉納しています。

     

    まとめ

     

    「京都人は迷信深い」なんて
    言われますが、御利益あるんですよ。

    私は税理士試験中、
    必ず祇園祭の期間にしていたこと。

    それは、油天神山のお守りを買う。
    これは菅原道真をお奉りしているから。

    買った年は必ず受かりました。

    だから、買わずにいられない（笑）

     

    時期も7月で、もう神頼みしか
    残ってないんですよね。

    大原の最終講義を受けて
    祇園祭で賑わう雑踏を

    お守り買うためだけに歩き
    買ったら速攻帰る。

    何の楽しみもなかった
    日々を思い出します。

    受験生の方、
    良かったらお買い求め下さい。

 

 

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