3つ子の魂100まで
これは、金銭感覚にも言えること。

同じ金額でも、その人の育った環境で捉え方は全く異なります。

 

私の小学生時代

 

私の小学生時代の思い出。
夏休みに旅行に行きました。

白浜です。
楽しかったのです。

友達へのお土産はカニさんキーホルダー。
自分なりに考えて満足していました。

そして夏休み明け。
みんな一斉にお土産を交換します。

私は4人の仲良しグループだったので、
3つのお土産をもらいました。

本場USAのディズニーランドで買った、ミッキーのボールペン
ハワイのマカダミアナッツ入りチョコレート
メキシコのトルコ石で作られた蝶々のブローチ

「出せない」

私の土産は出せない。
そう感じました。

”SHIRAHAMA”とローマ字で刻印されているのがムナシイ。

でもみんな期待MAXで、出さないわけにもいきません。
泣く泣く渡しましたよ。

みんな一応喜んでくれました。
国内旅行に行ってるなんて、珍しかったのかもしれません。

 

金持ちに囲まれて育った私

 

私立に通っていた場合、こういう現象は起こりやすいです。
でも私が通っていたのは市立。

なぜかお金持ちの多いエリアだったのです。

「ハワイは行きと帰りで時間が違う」
「ビジネスとエコノミーの食事の差」

海外はおろか、飛行機にも乗ったことのない私は、さっぱりわからず頷くしかありません。 

 

遊ぶのも豪華でした。

プールやテニスコートがある家がゴロゴロあるからです。
家も玄関と勝手口がある家がほとんど。

勝手口は通常の家の玄関と遜色がありません。
世の中には大きな差があることを思い知らされます。

今でもこういう光景がありありと浮かびます。
よっぽど衝撃だったのでしょう。

でもうちの家が、とびきり貧乏だったわけではありません。
その当時は中の上くらいの生活だったのです。

でもそんな風に思えませんでした。
周りが必要以上にお金持ちだったから。

 

まとめ

 

子供の頃、私はすでに諦めてしまうことを覚えました。

「頑張っても、どうしようもない壁がある」
「生まれた瞬間から、人生は決まっている」

なんというネガティブな感情でしょう。

こういう刷り込まれた思い込み。
外すのは結構大変です。

お金持ちの知り合いが言っていました。
「子供に小さい頃から教えてるよ、
 お金は苦労しなくても手に入るものだって」

正しい。
実際お金持ちかどうかは関係ないのです。

”苦労しなくても手に入る”
この感覚が最初から入っていたら、大抵の人は苦しまなくてすむのです。

お金に対する教育。
学校では教えてくれません。

だから子供に教えていく必要があります。

私も知っていたら、カニさんキーホルダーを胸を張って渡せたはずです。

 

 

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