職員さんを平等に扱うことは、大切です。

でも、全てが平等は実は不平等です。

頑張る人はヤル気をなくし、頑張らない人もまた、いつまで経ってもヤル気がでません。

 

どうやって差をつける?

 

能力主義とか評価主義などと言っても、まだまだ日本は能力の評価があいまいです。

同じ時期に同じ程度の経験年数で入社すれば、天と地ほど能力に差があっても、給与の差はそこまで大きくありません。

確かに基本給で差をつけるのは難しいかもしれません。
そこには明確な基準がいるからです。

中小企業で職員さんから文句が出た場合、「この基準で評価している」と見せることができる企業は少数です。

また、基本給で大きく差をつけると、賞与に響いてきます。
ですから、年俸で差をつけるなら、賞与で差をつけるのが一番です。

 

 

報奨金や奨励金も

 

評価基準なんて、作っている余裕がない。
そんな方にはこれ、報奨金制度です。

「優秀な業務改善をした人には報奨金」
「目標達成で奨励金」

こういった制度を導入している企業もあります。
これは賞与と関係なく支給でき、支給の目的も明確です。

支給する範囲を職員だけにしたり、パートさんにまで広げたり。
また、個人にすることも部署ごとの団体で支給することも可能です。

目的によって応用の効く制度ですので、評価基準が確立されていない会社でも、すぐ導入できるのがメリットです。

この場合、給与にまとめて振り込むのはやめましょう。
数千円増えていても、気づかない人もいるかもしれません。

現金でみんなの前で渡す。
これが一番です。

みんなの前で褒めてもらうことは、誰にとっても嬉しいことです。

長い期間やっても効果はありませんが、目的を変えながら継続して、ゲーム感覚のような取り入れ方をされると、ヤル気も長持ちしますよ。

 

まとめ

 

頑張れば頑張っただけ評価される。
何かしら報われる。

「影から見ているよ」
と言われても、職員さんはピンときません。

”目に見えてわかるもの”
”誰が見てもわかるもの”

これがヤル気の特効薬です。

 

 

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