私の実家にはミニチュアダックスがいます。名前はタロコといいます。
今日の明け方から少し具合が悪く、実家に戻っていた私は心配だったのですが、すぐによくなると信じ、頭を撫でて自宅に戻りました。
その帰り道、容体が急変したと連絡が入り、私は急いで来た道を引き返しました。
実家に戻ったとき、くりくりした黒い瞳はもう私の姿を映してはくれませんでした。
この1年位、だいぶ体が弱っていて、あまり目も見えていなくて、自慢の鼻も効かなくなっていました。でも、まだまだ一緒に過ごせると、過ごしたいと思っていました。
タロコがうちに来た日を今でも覚えています。
手に乗るくらい小さくて、耳をヒラヒラさせて飛び跳ねるようにうちの家を走り回っていました。
埋もれるくらいの雪が降っても散歩に行きたがって、お腹に雪がガチガチになってお風呂に一緒に入ったこと。
一人で寝ることができなくて、ケージで寝かせるまでに寝不足になりながら、一ヶ月かかったこと。
私のマンションに遊びにくると、必ず布団にオシッコして困らせたこと。
たくさんの思い出がぐるぐると巡ります。
タロコ
今はもう苦しくないよね。
大好きなミンチをいっぱい食べて、走り回っているのかな?
うちに来てくれてありがとう。
一緒にいてくれてありがとう。
たくさんの幸せを、喜びを、笑顔をありがとう。
大好きだよ。
さみしくなったら、泣かないように空を見上げて思い出す。
きっと空にはタロコの星が輝いている。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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