弱点克服法

ブログ村に登録して一週間ほど経ちます。
pvランキングっていうものが、自分のブログにランキングを貼っていないとカウントされないらしい、ということをやっと昨日知りました。

私は取説を読むのがもともと苦手で、何でもやりだしてから大事な行程が一つ抜けていたりして、結局人より時間がかかってしまいます。
急いでエレベータに乗ったのに、乗ったら安心して行き先ボタンを押さず、気づいたらまだ一階にいた、とかそういうそそっかしい話は枚挙に暇がありません。

自分の弱いところはどうしたら克服できるんでしょう？
 

弱点は無視してOK？

 
弱みより強味を伸ばす方がよい、と言われますよね。
でも、私でいうと弱い所＝そそっかしい所は仕事で致命傷になることもあります。

例えば私は取説も読まないような人間なので、フライング気味になんでも取りかかり、仕上がりも早いです。
スピード勝負ではあまり負けないのが強味です。

しかし、見直さないとケアレスミスが出てしまいます。
私にとって見直す、という作業はとてつもない苦行ですが、そこをスルーする訳にはいかないのです。
 

弱点注意報

 
以前、私の弱みであるケアレスミスについて、ことごとく注意してくれる上司がいました。ありがたいことです。
でも、その人の注意は、私にボロかすに怒る、会議等で全員の前で話す。それから半年位はことあるごとに「一つのミスが今まで積み上げてきた全ての信頼を失う」と職員全員の前で毎回毎回すり込まれるという内容でした。

これは相当堪えました。悪いのは私なのですが、そこまで言われる必要があるのか、と言われる度に情けない気持ちと、今度ミスしたら何て言われるだろうという恐怖が心の中で渦巻いていました。

そして、毎回毎回一生懸命見直しをするようになりました。
ミスしたらいけない、ミスしたら大変なことになる、呪文のように唱え資料作りをするのです。
その結果、私のミスは・・・

大量に増えました。

そう、毎回ミスするんです。今までにないくらい。
泣けました。
 

注意されることの盲点

 
ミスをしたらいけないという呪文は、心の中で「私はミスをしやすい」に変換されていたんです。どんどんそこにフォーカスされ、引っ張られてしまうんですね。
頭ではわかっているのですが、何しろ失敗したらさらし首になるわけです。

恐怖を植え付けられると、人は萎縮してしまいます。
私の本来のよい所であるスピードも何度も見直すという時間のロスで、時間はかかるのにミスもする、という一番ダメな結果になってしまいました。

失敗したら、注意や指摘は大切です。でもやり過ぎると私のような結果になってしまいます。

 

心を整える

 
では、結局どうしたら弱点が克服できるのか？
完全に克服するのは無理だというのが結論です。
なんやそれ？ですね。ただ、弱点を弱めることはできると思っています。
それは心の波風を落ち着かせること。

自分の弱点が出やすいのはいつ、どんな時か？
私の場合は焦ったとき、急いでいるとき、イライラしているとき、集中力が落ちたとき、緊張感満載のときです。

そういう状態になったときに、一息つく。
自分の気持ちをフラットな状態にできる何か、を用意しています。

席を立って体を動かす、珈琲を飲む、アロマとか自分の好きな香りで満たす、一回寝るなど。

必ずパターンはあるので、そのバランスをあえて崩すようにしています。
鼻歌とか歌いながら仕事している時の方が、ガリガリ見直しするよりぐっと間違いが少なくなります。
 

まとめ

 
私はあの嵐のような注意のお陰で、ミスがぐっと減りました。
とてもありがたいと思っています（ホントウに）。
でも、その職場で働いていた期間は、心が確実に病んでいました。
みなさんには病む前に、楽しく克服して欲しいです。

心を穏やかにするとか、丁寧に事柄と向き合う、って簡単なようですごく難しいのです。
毎日毎日意識しないとできないから。
でも、その毎日の積み重ねが３ヶ月後１年後の自分の変化に繋がっていると信じて、とりあえず3日やってみて下さい。
何かが変わりますよ。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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