毎日売上はあがっていて儲かっているように見えるのに、手許にはお金が残らない。
そんなことはありませんか?
損益分岐点を理解していると、便利です。
損益分岐点というのは、売上と経費がプラスマイナス0になる数字(売上)という意味です。
損益分岐点を出したい場合は、まず経費を把握する必要があります。
損益分岐点の出し方は?
経費には大きく分けて、変動費と固定費があります。
変動費とは?
売上に合わせて変わるもの(仕入や外注費等)
固定費とは?
売上が上がらなくても、出ていくもの(人件費、家賃等)
算式にすると
固定費÷{(売上高-変動費)÷売上高}
ちょっとわかりにくいですよね。
例えばラーメン屋さんの場合
売上高 100万円
変動費 仕入 30万円
固定費 人件費 15万円、家賃20万円
これを上記算式に当てはめると
(固定費15万円+20万円)÷{(売上高100万円-変動費30万円)÷売上高100万円}=50万円
となり50万円の売上を上げたら、プラスマイナス0ということになります。
損益分岐点がわかると何故いいの?
①あげたい利益から逆算して、どの程度の売上をあげたらよいのかが具体的にわかる
例 利益が150万円欲しい場合
150万円+固定費35万円÷0.7※=約265万円
※0.7は上記で出した{ }内の率です
②固定費を増加したい場合(人を増やす等)、いくらの売上が必要か考えて投資ができる
色々と使えます、ぜひ活用してみてくださいね。