仕事はある程度
軌道に乗ってきたら、

経営者からスタッフに
バトンを渡し、

経営者の方は
管理業務へ移行する。

理想的ですが、
中小企業にとっては

ハードルの高い問題でも
あります。

 

方向性を変化させる

 

経営者の方は、
会社の看板です。

いくら商品やサービスが
良くても、その看板を目当てに
来客されるお客様も
少なくはありません。

ある程度スタッフに
仕事を任せられるように
なったとしても、

完全に任せるまでに至らず、
結局経営者の方ご自身が
プレーヤーとしてのお仕事を
続けておられる場合も多く
あります。

 

でも、この働き方は
年齢を重ねるにつれ、

身体にも心にも負担に
なってしまいます。

後継者が育っていれば、
問題はありません。

でも、多くの場合
育ってきた頃には、

辞めてしまったり、
問題が起こったりして、

後継者が必要とわかっていても、
これと思う存在がいらっしゃらない
企業様も多くいらっしゃいます。

 

ではM&Aをすればよい、
と考える方もおられますが、

これも条件が折り合わず、
そして踏ん切りもつかない

こんなパターンもよく
見受けられます。

 

3年、5年、10年後

 

毎日を忙しくされている
経営者の方は、

将来のことを考えたくても
考える時間がない

そうすると、いつもの毎日が
繰り返すだけ。

あっという間に
時間は過ぎてしまいます。

 

仕事への関わり方か
事業の方向性の変化か

何らかの選択をしなければ、
現状を変えることはできません。

後継者がいない場合は、
収益源の方向性を変化させる
ことをお薦めします。

今まで培ってきた
技術やノウハウを販売する。

または、店頭ではなく
ネットでの販売を強化する。

外注できる部分は外注し、
従業員を最小限にすることで、
管理業務を削減する。

どんな事業でも
考え方で方向性は
変化させられます。

 

なかなか思い切れない場合が
多いかと思いますが、

方向性を変えたら戻れない
わけではないのです。

やってみて難しかったら、
また戻ってもいいし、

違う方向に舵をきっても
いいわけです。

完全に用意ができるまで
待っていたら、その時は
来ません。

まずは試しで、
少し変えてみて下さい。

労力を減らせる方法は、
思っているよりたくさん
ありますから。

 

まとめ

 

真面目で一生懸命な方ほど
プレーヤーとして頑張って、

疲弊されているケースが
多くあります。

手を離すことは、
手抜きをすることでは
ありません。

そして、今まで通りに
働かないと収益を確保
できないわけでもありません。

まだ見えていない選択肢が
あることに、気づいて下さいね。

 

 

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