知人が、引越ししました
転居案内を出したそうです。
でも、案内を出したのに、
旧住所で手紙を送ってくる人に
大層ご立腹でした。
「案内を出しているのに、
見ていないとはけしからん」
との言い分です。
自分の前提は本当か?
知人の前提は、案内がきたら
住所録をすぐに修正すべし。
案内を送っているにも関わらず、
住所を直さないのは相手に失礼。
という前提があります。
これをもっと掘り下げると、
”案内を無視することは、自分が
軽んじられているようで悲しい”
に行きつきます。
でも本当にそうでしょうか?
転居案内はもらっても、
「後で変更しよう~」と考えて、
うっかり忘れるなんてことは、
よくある話です。
ただ相手がうっかり忘れたり、
直したつもりになっていたり、
ハガキが目に触れていなかったり、
したのかもしれません。
”無視されている”とか
”軽んじられている”とか
全て自分の思い込みでしか
ないのです。
こういうボタンの掛け違いで、
腹を立てたり、不愉快になる
必要はないですよね。
「あっ、忙しかったのね」
くらいで済ませられる人と
心の中に雲泥の差が開きます。
もしも、相手が失礼だったとしても
”失礼なことをした相手”を軸に、
”失礼なことをされた自分”が
振り回されるのはバカらしい。
そう思えば、そんなに怒る理由が
なくなってしまいます。
前提を見直す
○○すべきという意識は
自分を縛り上げてしまいます。
確かに品行方正で、周りには
人格者に映るかもしれません。
でも、それで自分ががんじがらめ
になるとシンドイですよね。
自分を律することは大切ですが、
律することができるのは、
じぶんだけです。
相手には相手の考え方があります。
白黒つけるんじゃなくて、
「そんな考え方もあるよね」
くらいのゆる~い感覚の方が、
自分も相手も楽なはずです。
まとめ
自分が不快になったり、
不安になったりしたときは、
何か思い込みがあるはずです。
この思い込みの前提って何?
この質問をいつもしていると、
とてもたくさんの思い込みが
現れだします。
「そんな思い込みいらん」
と捨て去るだけです。
真面目な人ほど、思い込みに
とらわれます。
だから、前提を変えていく。
少しでも、今より
人付き合いが楽になったり、
しんどい思いが減っていくと
いいのにな~
と、知人に対しても思います。
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