経費のバランスを考えるのは、
売上を上げるコトと同様

とても大切なことです。

でも行き過ぎると
問題が起こります。

 

小規模事業者の場合

 

「経費を減らしましょう」

税理士さんに言われた方も
いらっしゃると思います。

私も削減余地があると
思う場合は提案します。

 

でも、数人の従業員さんと
経営者さんで経費削減を
打ち出した場合、

売上も減少する傾向が
みられます。

出口も狭くなるけれど、
入り口も狭くなるパターンです。

 

「経費を抑えよう!」
そう思う気持ちは、

「今、会社にお金がない」
と言う気持ちと連動します。

経費を抑えることを
考え続けることは、

”お金がない”
”お金が入ってこない”と

常に考え続けることと同じです。

 

小規模事業の場合
無駄な経費も少ない場合が多く、

まず取り組むべきは
経費の削減より売上の拡大
が優先事項だったりします。

 

中規模以上の場合

 

職員が10人以上の場合、
経費削減は別な意味をもちます。

従業員さんは固定費に
あまり意識がない場合が多いです。

そのため、
光熱費や消耗品の使用に目を向け

無駄な使い方を見直すことは
意識改革にも役立ちます。

一人一人が意識することにより、
削減の効果も高まります。

 

また、従業員さんが
経費削減に取り組む間

経営者の方は売上の拡大に
目を向けることができます。

両輪で動くことができるのです。

 

まとめ

 

一人でできることには
限界があります。

一人で売上も上げて
経費も削減して・・・

とできれば
一挙両得です。

でも、「ん?何かおかしい」
と感じた場合は、

今行うべき対策は何なのかを、
きちんと見極める必要があります。

 

 

 

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