私は毎週マッサージに通っています。
もうかれこれ、20年近く。

毎週これだけは欠かせません。

 

私より私をしる人

 

元々この方は、友達のお父さん。
ちょっと体調が悪いときに、紹介してもらったのがきっかけです。

看板もなく、宣伝も何もされていませんが、いつもお客さんで賑わっています。

「今日は腰が痛い」
「今日は膝が痛い」

こんなこと、いちいち言う必要がありません。
横になれば、身体の歪みでわかるようです。

検査入院で背骨が歪んでしまったとき
開腹手術でボロボロだったとき
ぎっくり腰で動けなくなったとき

この人がいたから、また立ち上がることができました。
本当に感謝してもしきれない人です。

 

身体のこと心のこと

 

この方は部分マッサージではなく、全身マッサージです。
足首から頭蓋骨まで、全部つながっているから、全部整えないと意味がない。

身体の仕組みを丁寧に教えて下さいます。
長年の歪みや身体の使い方のクセは一進一退です。

20年近く通って、私の体型は随分まともになりました。
そして考え方も。

身体と心は一つだから、心(捉え方・考え方)も重要。
聞くとはなしに話を聞いて、重い一言が返ってきます。

”正そう”とか”変えよう”とかそんな意識はありません。
ただ、「私はこう思う」それだけのやり取りです。

でも、「なるほどな~」と納得できる。
身体がほぐれた後だから、スーッと入ってくるのかもしれません。

私が月200時間近い残業をし続けてこれたのは、あと〇日働いたらマッサージに行ける、その気持ちがあったからです。

ボロボロのクタクタでも、何とか明日から働ける身体に戻してもらってきました。

安心して身体を任せられる人がいることは、安心して働けることに繋がります。

 

まとめ

 

長年通っていたら当たり前ですが、相手も年をとられます。
時々具合が悪そうにされていると、心底心配です。

相手の身体ももちろん心配。
そして、私のこの中途半端な身体をおいていかないで、という心配。

年齢を重ねると、自分だけで身体を維持するのは限界があります。
だからこそ、信頼できる相手と一緒に身体を見ていく。

そんなケアが大切だと思うのです。

 

 

 

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