従業員を持つ経営者の皆さんは、普段どのくらい従業員さんを褒めていらっしゃいますか?

「褒めるとこなんかないよ」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、褒めることで、従業員さんのパフォーマンスがあがるなら、少し褒めてみようかと思われませんか?
 

誉め言葉の効果

 
少人数であっても、大規模であっても、社長の言葉というのは従業員さんにとって大きな意味があります。
叱ることも褒めることも、従業員さんの心に与える影響力はとても大きいものです。

以前 筋反射テスト(不快なときは力が抜けて、快のときは力がこもる)では、褒められた時の方が、力が出ることが実証されています。

当たり前のように思われるかもしれませんが、人はストレスにさらされると防衛する方に力を使うため、本来力を発揮すべき所で力が出せなくなるのです。
 

褒め心の効果

 
さて、「一応本人の前では褒めてるよ」という方がいらっしゃったら、その場合心から褒めていますか?

実はもう一つの筋反射テストで”言葉”と”思い”どちらの力が強いか、というテストが行われたとき、言葉で褒めて 心でけなしていた場合、力が出なくなった、という結果が出ているそうです。

人は相手の思いを受け取ることができます。どう思われているか具体的にはわからなくても、なんとなく感じることができるのです。
だから、心で思ったことは言葉よりそのままダイレクトに相手に伝わり、相手の力を奪ってしまうのです。

これを影響力の強い経営者の方がすれば、従業員さんはさらにダメージを受けてしまいます。
ですので、褒めるときは”心から褒める”がとても大切なのです。
 

まとめ

 
いつもいつも褒めることは実際は難しいことです。
でも、日ごろ従業員さんのことを考えている時間の大半を、従業員さんに対するプラスの感情で埋めている経営者の方の会社は、従業員さんの力が発揮できる会社です。

そして従業員さんが力の発揮できる会社は、間違いなく伸びる会社です。

言うのが苦手な方は思うだけ、さらに効果的なのは言葉+思いの両刀使い、これで環境がよくなればとてもお得だと思われませんか?

 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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