その昭和気質ではやっていけないクセのある職員とクセのない職員、どちらと働きたいでしょう?

クセのない職員に決まってるでしょ、と思われるかもしれません。
でもちょっと待ってください。

クセは、なくて七癖です。
誰にでもあるもの。

ない方が難しい場合もあります。

 

ヤル気スイッチは本当にあるのか?

 

従業員さんに対するお悩みで多いのは、”ヤル気がない”です。

ただ、この場合二種類のタイプがあります。
①本当はヤル気も持っているけれど、現状ヤル気が起こらない。
②ヤル気自体余りない、と言うかヤル気って何ですか?

①は比較的簡単です。
某CMのごとく、本人のスイッチを探せばよいのです。

時間はかかっても、本人との面談や仕事の与え方・部署の配属などを見直し、スイッチが働けば問題なく動いてもらえます。

問題は②です。
見たところ、可もなく不可もなく。
本当に普通。

言われたことは、そこそこできる。
残業も必要あれば行う。

でも、言われたこと以外はしない。
自分から関わってはいかない。

責任は持ちたくない。
決断はしたくない。

いつまで経っても、低め安定。
20代後半から30代前半に多いと感じます。

 

昭和気質の努力や根性論では、絶対に敵わない相手です。

 

空気と戦っているような。
ケージを走り回っているような。

空虚な気持ちで力尽きてしまいます。
そして時代のせいにして、諦めてしまうのです。

これはまず、自分の殻を破ることが大切です。
自分というのは、ヤル気のない相手ではなく、まさに自分。

ヤル気をもって欲しいと思っている側の方です。
今までのやり方では通用しない。

まさにニュータイプの登場だということを認めるのです。

 

これからは渡り鳥方式で

 

渡り鳥の飛び方は、V字ですよね。

V字で飛ぶのは、上昇気流にのって、楽に飛ぶためだそうです。
ただ、上昇気流が生じるのは、V字の端っこだけです。

先端を飛ぶ鳥は上昇気流に乗れず、疲れてしまいます。
そこで、後ろを飛んでいる鳥は、先端の鳥を励まします。

そして、先端の鳥が疲れたら、順番にみんなが先頭を変わります。
リーダーが先頭というわけではないのです。

元気な鳥が先頭、疲れたら交代。
みんなで助け合う。

わかりやすいですね。

 

こういうことなんじゃないかと思うのです。
もう、がむしゃらに一人で頑張る時代ではなくなったと。

みんな少しだけ、リーダーシップを発揮し、
みんな少しづつ、責任を持つ。

「だったら、できるかもしれない」
そう思ってもらえることが、大事です。

成功体験を少しづつ積み上げる。
もうちょっと、もうちょっと。

温かい目で見る。
励ます。
褒める。

これを何度も繰り返すことです。

 

まとめ

 

今までのやり方、今までの成功体験・・・

そんな意味のないものに、しがみつこうとします。

でも、もし相手が人間でないとしたら。
宇宙人だったら。

同じ方法で意思の疎通ができるわけありません。

昔よりもずっと時代の流れは速くなりました。
変わらないといけないのは、相手ではなく自分なのかもしれません。

 

 

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