面接に受かる三箇条筆記試験で、「わが社の社長の名前をフルネームでお答えください」と出したところ、書けない人が続出して、ガッカリした。

と伺ったことがあります。

私も就職氷河期を体験している人間ですので、筆記試験はたくさん受けてきましたが、社長のフルネームは出題されたことがありません。

でも答えられなかったら、かなりの確率で合格することは難しくなります。

面接はコツさえ掴めば、合格することは難しくありません。
私の事前に押さえるべき三箇条をご紹介します。

 

ホームページ・ブログを確認する

 

今どきは、ほとんどの会社がホームページをもっています。
あっさり確認する方は多いのですが、じっくり確認してください。

特に、社長の顔・名前・経営理念・社是など基本となる部分は暗記する位、読み込んでください。

読み込んだら、残りの全ページに目を通します。
今どのような取組をしていて、どのような会社と取引があるのか。

完全でなくても、話が出たら合わせられる程度に理解してください。

ブログをやっている所も多いです。

社長のブログであれば、特に入念にチェックです。
社長の考え方や理念が随所に散りばめられています。

そして、できることであれば、その言い回しや考え方を面接の受け答えに含めて回答できるようにしてください。

「ブログ読んでます」より、そこにしか書かれていない情報を、受け答えに折り込むことで、読んでいることを間接的に伝えられ、効果があがります。

 

下見をする

 

下見といっても、場所の下見ではありません。

従業員さんの出勤又は退社時間に合わせて下見します。
このとき、チェックするのは2点です。

・どんな雰囲気の人が多いか
・どんなファッションの人が多いか

面接官はそんなにコロコロ変わりません。
好みや傾向が必ずあります。
男性が面接官の場合は特に顕著です。

人を見れば、その会社が求めている人物像が見えます。

ここから得た情報をもとに、当日の服装を考えます。

面接に行く場合は、基本スーツですね。
だから、それ以上でも以下でもないとお考えでしょうか?

面接は他の相手と差をつける場所です。
限られたスーツスタイルの中にどれだけ差をつけられるか考えましょう。

下見をした価値がここに出ます。
その会社の求める人物像に自分を合わせていくのです。


 

当日の練習

 

面接で聞かれる質問の基本は決まっています。

退職理由
今までの職務内容
志望理由
長所・短所

最低限のことは事前に用意をしておきましょう。

退職理由は、あくまでも前向きな理由にします。
以前の職場の愚痴のような受け答えはNGです。

喋る内容が決まったら、あとは見せ方です。

座った時の姿勢・受け答えの表情・笑顔は事前の練習が物をいいます。

鏡の前に座って、受け答えをしてみてください。
自分が思っている表情と案外ズレていたりするものです。

何度か練習すると、表情が生き生きしています。
それまで地道に努力してください。

 

まとめ

 

今は売り手市場です。
そんなに頑張らなくても、どこかの会社には入れるでしょう。

でも仕事はこれから続いていくものです。

どこかではなく、あなたが行きたい会社に入らなければ意味がありません。
また、受け入れる会社もそれ相応の用意をしてあなたを迎えます。

本当は行きたくないと思っている人に、来てもらうのはお互いに効率が悪いのです。
本当に行きたい会社はどこですか?

今回の全てをやってでも行きたいと思える会社に巡り合うことが、まず第一歩なのかもしれません。

 

 

⇒ライツ税理士事務所のHP

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