何かしてもらったとき、お礼を言いますよね。
でも次に会ったときに、お礼を言える人は少ないものです。
私の場合、お礼は2回言うと決めています。

でも私の知っている一流の人達はお礼を3回は言ってくれます。
 
 

してもらった側とした側の意識の違い

 
一回目のお礼
何かをもらった時、してもらった時の反応は人によって様々です。
大抵の人はその場でお礼を言います。
些細なことであれ、すごく嬉しいことであれ反応は同じです。

でも、してもらったことは残念ながらすぐに忘れてしまいます。
または、お礼を言ったからもう終わり、なのです。

それに対し、”した側”の人間というのは、しっかり記憶に残っています。
恩着せがましいわけではなく、自発的にしたことに対して人は記憶に残りやすいものです。

二回目のお礼
一流の人は、その日のうちにメール又は手紙でお礼を伝えてくれます。
手紙だと少し大げさな場合は、メールで簡単にでもお礼を伝えられると、「喜んでもらえてよかったな」と感じられ相手に対して好印象を持ちます。

三回目のお礼
三回目は次回に会った時です。
すぐに会う場合はいいのですが、少し時間がたつとうっかり忘れてしまうことがあります。
でも、した側の人は必ず覚えていますので、忘れてしまいがちなときは、手帳などに書き留めておくことが大切です。
少し時間が経ってからお礼を言われると、言われた側は「そんな大したことしてないよ」となりますが、”本当に感謝してくれているんだな”という思いが伝わりさらに印象がよくなります。
 

ライバルと差をつける

 
大抵の人は1回しかお礼をいいません。
ちょっとできる人は2回です。
それを3回やったら、どうでしょう?
各段に差がつきますよね。

人は基本的に誰かに何かをしてあげたい、という欲求を持っています。
さらにそれを喜んでもらいたい、という欲求も持っています。
誰かに頼って、何かをお願いすると相手にとって第一の欲求が満たされます。
そして、お礼を言うことによって第二の欲求が満たされます。

二回以上のお礼を伝えることによって、第二の欲求が満たされたあとに、またこの人になら何かしてあげたい、という第一の欲求が湧いてきます。
ビジネスの場であれば、他の人ではなくあなたに頼みたい、と必ず相手は思ってくれるはずです。
 

まとめ

 
できた人は「お礼なんていいよ」という人もいるでしょう。
でも私はものをあげたとき、とか手のかかることをしたとき、は二回目のお礼がないと、ちょっとがっかりします(心が狭くてすみません)。

現金なもので、二回もお礼を言われると「またやってあげるよ~」という気持ちになってしまうのです。

どんな些細なことでも「ありがたい」と思って受け取っていると、その気持ちは忘れないものです。
してもらったことを忘れがちになっているときは、”当たり前”という気持ちで受け取っているのかもしれません。
何事もやってもらって当たり前、の気持ちがなくなれば、自然にできる習慣なのかもしれませんね。

 
 
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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